下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

日本のゆくえ

徳に関するキーワードが二つあります。
「慈悲深さ」と「寛大さ」という二つの徳について。
苦しくて、つらくて困難にあえぐ人がいると、どうにかして助けてあげたい慈悲深い人たち。
過ちを犯しても、そのくらいなら大丈夫、魔が差したのだろうから許してあげますよという寛大さ。
この二つのキーワードが、男性の脳と女性の脳に占める割合はどうなんだろう?

そんなもの、男性と女性に分けられないよ。
男女、どっちも持っている徳だから。
でも、なんとなくで片付けたらイケないことなんだろうけど。
一般的にはと、くくるのもイケないことなんでしょうけど。
でも大雑把にくくると、以下のようになるような気がするけど。

なんのデーターもないけど、男性脳に多いのは寛大さで、女性脳に多いのは慈悲深さではないのか。
例えば、寛大さの反対語は、緻密さで、慈悲深さの反対語は慈悲浅さとしましょうか。
ここからは、なんの関係性もなく飛躍します。
なんと政治の話に。

ちゃんと調べたわけでもないのですが、女性の占める国会議員数から見た場合。
共産党社民党やれいわ新選組、それに立憲民主党も含めていいかな。
それらの政党には女性議員がある程度の数、在籍している気がするのです。
反対に自民党や日本維新の党などには、そんなに多くの女性議員は見当たらない気がします。
ちゃんとしたデーターを出していないので、間違っているかもしれないですが。

このような、曖昧な根拠の薄いデタラメかもしれない見方に基づいて話を勧めます。
女性の多いのは左よりで、女性の少ないのは右よりと仮定できないでしょうか。
弱者に寄り添うのが慈悲深い女性、寛大さで大雑把に許すのが男性。
共産党や、社民党や、れいわ新選組などの政策は弱者よりだとおもいます。
かたや、政治と金の癒着、淫行議員の多さ、倫理観も薄く少しぐらいのミスは許すのが寛大な自民党

元森総理、東京五輪の会会長が言った、「女性の会議は時間がかかる。」
裏を返せば、男なら大雑把(寛大)だから早く決まると言いたかったのか。
自民党高市早苗氏は男顔負けの大型バイク乗りで男まさりな女性議員。
同じく杉田水脈氏の「女性は平気で嘘をつく」発言など。
これは女性に寄り添う発言ではなく、そのまま男性が女性を揶揄する発言でしょう。

自民党の女性議員は、男性の考え方に近く、共産党や社民、れいは等の女性議員は慈悲深く女性的と言えないか。
もしも、元安倍総理が弱者に対し慈悲深い政治家であったら、統一教会の2世らにもっと寄り添えたはず。
あの統一教会の宗祖と癒着せずに、被害者弁護士の意見に耳を傾けていたら、彼は命を落とすことはなかった。
かなり飛躍しすぎたことを書いているかもしれませんが。

そして、これから未来のことについてです。
今後、日本の国会議員の男女が占める割合も時間はかかるでしょうが、半々に近づくでしょう。
そうなれば、今の自民党男一強政治も是正されて、寛大さより慈悲深い政治が行われるようになると思います。
寛大さの反対が緻密さであるなら、じっくり時間をかける慈悲深い丁寧な政治に変わってゆく。
反対に、大雑把で少しぐらいの悪事には目を閉じる、これまでの男たちによる寛大?な政治。
これらはやがて男女均衡政治によって淘汰されるのではないでしょうか。
めでたし、めでたし。