下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

軍備競争

ロシアのウクライナ侵攻が世界や日本にどんな影響を及ぼしたか?
世界の国が隣国に対して、何かしらの疑心暗鬼を持ち出した。
とくに政治思想に大きい隔たりのある隣国同士で。
そして、疑心暗鬼は何をもたらすかというと、まずは軍拡ですね。
そしていま日本も、大きな影響を受けてGDP2%を目指そうということになってきた。
特に日本の場合は、中国、北朝鮮、ロシアといった政治に隔たりのある国に面している。
何かのはずみで、いつこれらの国が侵攻してくるかもしれない。
それなら、今のうちに準備をしておこう。
それが今の日本の現状でしょうか。

先の戦争で、日本はアジアにおいて他変な迷惑をかけてしまった。
でも今の日本国民はそのことをほとんど忘れている。
残虐な行為を、今更表沙汰にしても、子どもたちは喜ばない。
もう過去のことだから、忘れたほうがいい。
それに戦争を知っている国民の殆どはもう亡くなっていない。
しかし、被害を被った隣国の国民はそう簡単に忘れることはできないだろう。
またいつか、おじいさん、おばあさんから聞いた残酷な過去を想像するかもしれない。
その過去に残忍な行為をした国がまたもや、軍拡を始めた。
これまでは、専守防衛だから自国を護るだけ。
そう言ってきた国が、こんどは攻撃を受けるかもしれないときは先に攻撃を仕掛ける。
そう言い始めたらしい。
歴史は知っている。
過ちは繰り返される。
今の年寄りのできることは、次の有事までの時間稼ぎしかできない。
できるだけ、足を引っ張ること。
右傾化への国の進行の足にぶら下がることしかできない。