下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

この国の展望

日本の一人あたりのGDPが、そろそろ台湾より低くくなると言っていた。
この傾向はもうとどまることはないでしょう。
埋没国、日本。
どこまで落ちるのか、先は見えそうにない。
政治が、経済が、と喚いてもなんの効き目もない。
国力が劣化し始めて30年?40年?

失われた30年?40年?
少子高齢化はとどまるところを知らない。
中間層をなくして、格差社会を作れば当然経済力は下がるでしょう。
高度成長時代は、分厚い中間層が支え作り上げたものだから。

でも、いまさら高度成長もないでしょうし。
じゃあと言って、高福祉国家を目指そうにも国力は落ちてきた。
それなのに、もっと税金をあつめて軍拡に回したいらしい。

働く人の収入の半分はすでに国が召し上げている。
まさか、ある宗教がこれほどまでに政治の中に侵食していただなんて。
あの事件が起こらなければ、今頃もなんの変哲も知らずにいたこの国の住民。

それなのに、すでに喉元を過ぎたのか、ニュースも報じなくなった。
日本の軍備を強化して、アメリカが対中対立を煽る。

先に摩擦が起こるのは、日中間でしょう。
アメリカは広い太平洋を挟んで、対立の行方を見守る。

あまりにも、日本はアメリカ側に擦り寄りすぎた。
自国の誇りを取り戻すこともせずに、アメリカにべったりだ。

アメリカの〇〇番目の州と言われるけど、そのとおりだ。
そして、この国はアメリカ社会を目標にしているかのようだ。

たぶんもう引き返すことはできない。
国民が望んできたことだから。