下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

岸田は軍拡している場合か

今の政権は、戦争をしないために、軍拡をすると言うのですか?
それも防衛のための軍備ではなく、攻撃できるための軍備を増やすというのですか?
どう考えても、おかしいでしょう。

ロシアのウクライナ侵攻が起こったからという言い訳を利用して軍拡したいのですか?
本当に日本が平和を希求するのなら、米中間の対立を和らげないといけません。
日本が軍備を拡大すると、米中間の対立が緩和されますか?
そんなことはありません。

中国から見ると、日本とアメリカは同盟国です。
すでに中国からすると日本は敵対国です。
その敵対国の日本が軍備を拡大すれば、中国もそれに備えるでしょう。
一触即発の有事に近づけば、米国は日本を地政学的に利用するでしょう。
米国も中国も平和憲法を持っているわけではないのです。
だから、いつ戦争が起こっても不思議ではないのです。

だからこそ、双方の対立が激しくならないように、緩和しなくてはなりません。
対立を煽らないためには、できるだけ等距離外交をとるべきだったのです。
しかし、すでに日本は日米安保条約の締結で中国の敵対国になってしまいました。
そのために結局、等距離外交はできなくなりました。

それでも戦争は絶対悪ですのでやってはならないのです。
できることは、軍拡より首脳会談による平和外交です。
この日本の首相はまずは平和外交官で有るべきなのです。
それができない岸田首相にはやめてもらったほうがいい。