下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

寒い

あしたは、町の水道屋さんが忙しくなるかも。
確かに今回のこの寒さは大寒波と呼べそうです。
この寒さなのに、明日の朝は放射冷却になりそうな晴れ。
あす、おひさまが顔を表すまでは冬眠状態かな。

もうかなり前でしたが、家の中のテーブルに置いていた水の入ったコップ。
カチカチに凍っていました。
あれから今日まで、そんなことはなかったけど。
10年よりもっとむかしの話。
日本の和風の一戸建ては、外界の外気に弱いです。
江戸時代は、木と紙でできているって言われてましたし。

いまはそこまで酷くはないけど。
でも、欧米と比べたら欧米の家は寒さに強そうだ。
地震がないから、レンガや石を使って作れば気密性が高くなるのか。

むかしの兼好法師が言ったらしい。
住まいというものは、牛車を引いて運べるぐらいが丁度いい。
牛車を引いて、庵の骨組みを積んで深山に分け入る風景が見えそう。
日本人は、四季を愛でるから庵のようなものを好むのか。

庵の縁側に座って、月を眺めたり、紅葉を楽しんだり。
虫の音を聞いたり。
もしも、日本人が頑強な家に住んでいたら古典文学は生まれなかった?
かもしれない。

さて、早めの晩酌で暖まることにしましょうか。