下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

勤労感謝の日

今日は勤労感謝の日でした。
昔でいう、新嘗祭だったようですが、天皇行事だったので米国の意向で変えられたみたいです。
だから、勤労ではなく豊穣に感謝するための祭日だったようです。

勤労ということは労働に勤めるということですから、労働に感謝する日でもある。
でも世界では、労働者の日は別にあって、それがメーデーの日ということです。
日本ではメーデーゴールデンウィーク中なので、特に祭日の扱いではない。

日本の労働者は、組合に入らない人も増えたのか、印象が薄いメーデーになった。
昔の労働者の祭典なんてことは言われなくなったのかな。

勤労に感謝するということは、働けることに感謝しましょうということなのか。
このまえ、フランスで大きなデモがありましたけど、あれは年金の受給に関するものでしたか。

彼らにとって、勤労や労働というものは、苦役のような感じなのでしょう。
だから日本のように有給休暇を消化しないなんてことは、信じられないことでしょう。

ある年齢になったら、遊んで暮らすのが当然、それをもっと働きなさいなんて。
そう言われたら、大きなデモストレーションに発展するのもうなずけます。

それに比べて、日本人の従順さは驚くべきことなのかもしれない。
ワーカーホリック、ある外国の人からみるとほとんど病気だと揶揄されたりします。

羊のように従順な国民なのに、もっと働かせられないだろうか。
もっと、税金を取り上げられないだろうか。
いつもそう考えて、虎視眈々と狙っているのが日本の与党政治家たちかもしれない。

そろそろ国民も、それに気づいてきたから政治に不信感を持つようになってきた。
今の政府の支持率の下落も、そうゆうところに原因があるのかもしれないですね。

今日の勤労感謝の日は改めて、ただの収穫祭で良さそうですけど。