下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

ロシアのプーチン大統領

わからないのは、どうしてプーチンは中国のような共産党の国を作ろうとしなかったのか。
戦争を隣国(ウクライナ)に仕掛ける前に、自分の国をしっかりとした共産国にして国民が裕福に生活できる国を作るべきだったのではないのか。
もしそれに成功すれば、隣国や旧ソビエト時代の衛星国たちもプーチンを褒め称えるだろう。
そして、共産主義国は素晴らしい、であるなら自然と共産主義国家に変わろうとすると思うのだが。
プーチンはすでに、今のロシアは共産国だと信じていたのだろうか。
だから、中国にスリスリして、同じ仲間だと信じて習近平と握手をしていたのだろうか。
どうしてプーチンはそんなにも自由民主主義を毛嫌いしているのか。
言われていたのは、ソ連の崩壊を目の当たりにしてもう一度ソ連時代に回帰したい。
そう思っていたフシがあるけど、であるならまずソ連の体制づくりから始めるべきだった。
それとも、ソ連時代の周辺国を手に入れてから体制づくりを始めようとしていたのか。
それにしても、一国のトップが、戦争じゃないと言っても多くの犠牲者が出る殺し合いを始めるとは誰が想像しただろうか。
長期に渡るひとりの人間の強権は、常軌を失ってしまうほど可能性は大きいと言うことでしょう。
日本の長期政権も、かなり腐敗は進んでいるはずである。
米国のように、たまには淀んだ水を入れ替える必要はある。
とくに、振興宗教に汚染された今、早急に対処するべき課題だと思う。
もうすでに、政治を変えることはできない体制が作られてしまっているので簡単じゃないけど。