下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

政治のありかた

選挙がにぎにぎしく始まりました。
当然のことですが、日本の選挙は資本主義選挙です。
資本をたくさん持ったものが勝つのは、経済と同じです。
これまで何度も「政治と金」の問題が繰り返されました。
でも、いっこうに是正されません。

当然です、金の力で政治は動くし、国民も金の力で動きます。
裏金だろうが、表金だろうが、金であればみんな吸い込まれるのです。
資本主義社会では、政治も経済も国民もみんな金の力で動きます。

もともとが(お金)=(資本)でこれが神なんですから。
だから、これからもこの国の政治は変わらないでしょう。

野党は与党に比べて、金を少ししか持っていません。
与党に比べたら金がありませんから、これまで同様に選挙で負けるのは当然のことです。
では、国民はどんな政治をしてほしいと願っているのか?
その答えも、お金、自分にできるだけ多くの金が回ってくる政治を国民も望んでいます。
だから、結果的に金権政治は続きます。

今回は偶然明るみにされて、少し隠すようなことになったけど、すぐまた金権政治は復活します。
金権政治は、もともと国民が望んでいるのですから。
メディアも国民も、口では非難しますが、裏では金権政治に頼っているのです。

これは資本主義国家の宿命みたいなものです。
だからこれを選挙で変えることにもできないし、変えられないのです。

だから、私は無力を知りながら野党に投じてきました。
微力ながら、これ以上金権政治がどんどん強化されるてゆくことに抗うために。
無駄な抵抗をするしかないのが現実です。
今回もそうします。