下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

新年早々気付かされた2つの教訓

だいぶ長い間ご無沙汰していました。
早速2つの教訓のうちの1つです。

天災は必ず訪れるということです。
特にこの日本に住む人たちに多発するという事実。
天災と言っても多岐に別れていますが、今回は地震津波でした。
その他には、台風、豪雨、洪水、落雷、竜巻、豪雪、大寒波、熱波等 etc

もう一つの教訓は、ヒューマンはエラーを起こすということ。
そうです、羽田空港の事故です。
いまどき、1つの滑走路に着陸機と離陸機が同時に存在できるということも驚きです。
どう考えても、今まで事故がなかったことが不思議になるくらいです。
旅客機事故は多くの人命を危険に晒しますので、1つの滑走路に2機が入れる仕組み。
これを根絶するべきでしょう。
人が間違えても、インターロック(インターロックとは、一般に複数の動作プロセスを持つシステムにおいて、プロセス相互間の動作を調整し、あるプロセスが適正な状態にある場合にのみ、他のプロセスが動作するよう制御する機構のこと)により不可能にすることでしょう。

事故後に、管制官を増やして監視するらしいですが、これだってヒューマンエラーは根絶できませんよ。
ニュースでは、レーダーに飛行機を赤色に表示すると聞きましたが、これじゃだめです。

話は過去の古い話しに移りますが、私達が小さい頃に学校でそろばんを習いました。
私達の担任は、君たちが大きくなることは電子計算機ができるのでそろばんは教えません。
そういって、私達の教室ではそろばんはありませんでした。
そのせいなのか、暗算が苦手ですけど。
その電子計算機は電卓になり、マイコンになり、パソコンに進化しました。
そのパソコンがネットワークで繋がり、インターネットというものが世界に広がりました。

そして、今はそのつながったコンピューターを、ひとり一台ずつポケットに入れて持ち運べるようになりました。
ここまで進化したのに、いまだに天災による事故や飛行機の事故、車の事故などで人命が失われています。
そして、国同士の戦争まで発展して、子供や女性、老若男女問わず人命が消され続けています。

コンピュータ、インターネット、スマホがあっても人は進化せずに劣化しているように感じています。

そしていま、新たに人工知能が進化の先端として今後加わりそうです。

ではこの人工知能AIの力で、人類は進化できるのでしょうか。
世界から戦争がなくなり、あらゆる事故を防ぎ人命を守ることができるようになればいいのですが。

これまでと同様に、最新の技術の進歩はあっても人類のためにはならないのか。
今年はAI元年になると言われたりしていますが、どこまで進化するのか。

電子計算機ができた頃、インターネットが使えるようになった頃、スマホを持ち運べるようになった頃を思い出して、なにが変わったのか。
人は幸福になったのだろうか。

ただ、技術に慣れただけでなにも変わっていない、そんな気がします。
2024年早々、大きな2つの事故により学ばなければならないことを教えられました。