下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

今日はなんの日

日航旅客機墜落事故から35年
あの日、テレビ画面に羽田空港の映像が流れていた。
いちばん往来の激しいお盆の夏休み。
映像は、それぞれの航空会社の受付カウンターのようす。

そこには、たくさんの人が並んでいたのだが。
ある一社だけは、たったのひとりも並んでいなかった。
それがJALカウンターだった。
乗客全員がキャンセルしたんでしょうか。

墜落するような航空会社の飛行機には乗れない。
だれもが、そう思ったんでしょう。
世界中では、時々起きている航空事故。
地上だって交通事故は頻発している。

昨年は、地上の交通事故で亡くなる人の数3920人。
空より、地上のほうが多い。
死亡確率は地上のほうが高い。
でも、慣れっこになって、自分は大丈夫。
そう思ってしまうのか。

新型コロナでなくなる人は何人かな。
インフルエンザで亡くなる人の数は、だいたい3000人。
でも、なぜか新型コロナのほうが恐い。
まだ、慣れっこになれないから、そのうち自分もやばいかも。
いつ誰がかかってもおかしくないのは、コロナもインフルエンザも一緒。
でも新型コロナには、季節は関係ない。

また、発症する前に感染させる恐れがある。
急に重症化する。
ワクチンもクスリもない。
仕方ないから、しばらくは確率で生きることにしましょう。