下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

衣食足りて礼節を知る

これをもっと広げて、「衣食住足りて平和を築く」

もしも、もっと時代が進んで、人類の基本的人権に衣食住が可能となったら。
すべての人類に衣食住が基本的人権に加えられたら、という妄想です。
誰一人取り残すことのない、衣食住の人権が生まれたら、それでも人類は殺し合うのか。
ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとガザの戦いでの殺人。
ミャンマーの内戦もそうですが。

人間の欲望が、衣食住以外にもたくさんあるから、殺し合いはなくならないのか。
宗教による戦いは衣食住の充足では、なくならないのか。

イデオロギーや思想の違いも、衣食住の人権補償では消えないのか。
政治や経済の違いや格差は、依然として争いの原因であり続けるのだろうか。

人類の数%の人の富が、地球上の多くの富を占めると言うけど。
その富で、人類の衣食住をまかない、争いや戦争が消えるのならいいけど。

衣食住だって、かなりの隔たりがあるだろうから一概に決められないけど。
人間の欲望には際限がないから、より多くを求めるだろうし。
人口も増え続けると、人権の補償にも限りが生まれると思うし。

やっぱり、そんなユートピアは夢物語で無理な話です。

人類はこれからも、ずっと同じことを繰り返すしか無いでしょう。
人類だって、ただの哺乳類であることに変わりはない。

頭の弱いひとりのヒトの妄想でした。