下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

爺の戯言

三連休のなか日、買い物に出かけてみました。
バイクを久しぶりに出して、13キロ先のスーパーまで。
駐車場に着くといつもの爺さんが、箒とチリ箱を持って立っておられます。
多分私と同じぐらいの年齢なのか、もうちょっと上かも。
そんなに汚れていない駐車場で、することも無さそうに佇んでおられます。

私のバイクは、ピンクナンバー、わかる人にはわかるはず。
貧乏人用のバイクです。
でもよく走るし、油は食わない。
64歳のとき免許を取りました。
一回の検定でうかったので、奇跡みたいな気がします。

娘は昨日から、友達と旅行に出かけたみたいです。
たまの一人暮らしはまんざらでもないです。
気楽、いつも気楽なんですけど、もっと気楽です。

そうそう、一人鍋を買ってきました。
前にも使っていたのですが、去年割れたみたいでした。
ダイソーの一人鍋300円は、蓋が良くない。
つまむところのくびれが浅いために、指先に力がいる。
それに、蓋まで熱くなるので、素手でつかめづらい。
そこで、少し工夫をしました。
写真ならひと目でわかるのですが、どうしましょうか。
今夜あたり、晩酌は湯豆腐でいっぱいとしましょう。

さて、円安が続いています。
日本が経済大国で、輸出産業が活気づいていた頃は円安は良かったのでしょうけど。
いまほど、高齢化が進み年金生活者も増えて内需で経済を回すこととなってきました。
そうなると、円安で喜ぶのは、輸出産業の自動車関連などの会社ぐらいかな。

国は、輸出産業を強くするためにいろいろ優遇制度、税金も優遇したり。
でも今後、EV車が増えてくれば自動車関連も縮小せざるを得ないのではないかな。
そうなると、高齢化した社会は円高のほうが生活しやすいでしょう。
輸入製品のエネルギーも食料も安くで手に入るほうが助かる。

だって、円安は国民のためている金の価値が対外的に下がってゆくのですから。
日本人は外国人と比べたら、結構安全資産を貯めていますし。
その価値が下がるより、上がったほうがいいでしょう。

それでも、政府は昔のイケイケどんどんの高度成長時代に憧れをもっているようだし。
時代は変わったんですよ。
世界地図を見ても、日本列島が世界三番目の経済国家であることのほうがおかしい。
あんな小さな国は、世界で10番目ぐらいにあればそのくらいがふさわしいのです。
経済大国であることは憧れるし、嬉しいけど、身の丈にあった国でいいじゃないのかな。
ほっといても、そのうち、そうなるのでしょうけどね。

きょうのざれごとは、このくらいで。