下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

今年もあと3ヶ月

残り今年もあと3ヶ月になりました。
やがて年末年始がやってきます。
働いていないこの老人にも、否応なしにやってきます。
たしか、去年のお正月は餅を食べなかったはず。

季節の行事は段々と遠のいてゆきます。
クリスマスももちろん、ケーキも食べません。
子育ての頃は、三人の子供に見つからないようにプレゼントを用意しました。
あの頃が懐かしく思い出されます。

小さなプラスチックのツリーに短冊が下がっていました。
サンタさんへ、欲しい物は〇〇ですと書いてありました。
〇〇はゲームソフトだったかな。

先日、久しぶりに子供の一人が帰省してきました。
空港へ軽トラックで迎えに行きました。
飛行機の離発着が見える展望デッキで待っていました。
時間になっても、降りてきません。
あの航空会社のカラーは赤紫だったはず。
そのうち黄色い色の航空機が降りてきました。
どこの飛行機だろうかと思ってスポットに入ってくるのを見ていました。
そこには利用する航空会社の名前が書いてありました。
なんと外観のデザイン色が変わっていたのです。

そのことを本人に話しても、キョトンとしています。
搭乗した本人には、自分の乗る飛行機の外観は見えないのでしょうか。
あっという間に3泊4日を家で過ごして帰って行きました。

この子が小学低学年のとき、母親が亡くなりました。
私は0歳と3歳の下の子の世話でこの子には何もかまってあげれませんでした。
寡黙で真面目な子供に成長しました。
いじめに合い、不登校が続きました。
通信高校を5年かけて卒業しました。
5年目に変化が起きて、猛勉強を始め大学に進み留学して大学を編入しました。
修士課程を終えて、会社に就職しました。
私にはもったいないような子供に育ちました。
いつも子どもたちには感謝しています。