下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

資本主義下の政治

私達は資本主義社会の中にあるわけです。
この国は資本、金が最大の価値を持っています。
資本の大きいほうが利益を生みやすいのは間違いのないことです。
そんな国の政治といえば。

どうしても大きな金を動かせる政治が強くなる。
金の力で動かされる国民は、その政治力に従うしか無い。
政治家も、金の力を知っているから絶対に変えようとしないし、手放そうとはしない。
いくら野党が正義をとなえて間違いを正そうとしてもむりです。

与党にとっては、財界と足並みをそろえて、一緒に政治を行う。
それによって資本主義社会下の政治を独占できる。
支持してくれる国民を増やすには、税制で優遇し補助金助成金などを配れば安泰である。
選挙でも金を配り協力を乞い、票を金で買えば負けることはない。

それが資本主義社会下での政治のあり方だから、国民は変えることはできない。
もし金や資本の力の及ばない清潔な政治を求めるなら、行き過ぎた資本主義社会を変えるしかない。
でも、それはとてつもなく困難な道筋であることは間違いない。
国民に、その覚悟があるのかどうか。
簡単なことではない。

今後はもっと右傾化は進み、米国のような資本主義国家をめざす財界と自民党
いまのままでは、健康皆保険も民間に変わってゆくかも知れません。
GDPも下がって、格差も拡大して、ホームレスも増えるかも知れません。
この国がそうならないことを祈ります。