下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

戯言三昧

特に書くべきことも見つからないけど。
今朝は、三種類のゴミを処分してきました。
1つは廃プラと、もう1つはペットボトル、そしてガラス瓶。
雨に濡れながら、自治会のひとたちも忙しそうでした。
天気が良かったらもっと粗大ごみとかも捨てたいのですが。
また来月にしましょうか。

あと、今日やるべきことは借りていた図書の返書ぐらいです。
どんな本を借りていたかといいますと、有川浩阪急電車
著者を調べてみたらこの本がおすすめだったので借りてみました。
でもこの本の内容は恋愛に関する内容だったので、少ししか読みませんでした。

もう一冊は出口治明の還暦からの底力です。
保険会社を立ち上げて、そのあと大学の学長を努めたとのこと。
やっぱり成功したひとの話は、底辺をたどってきた自分には乖離があるし。

もともと保険という仕事はあまり好きじゃないのです。
ひとの不幸をビジネスにしてしまうような気がします。
古い日本にはなかったけど、そのあと外国から入ってきたビジネスでしょう。

むかしの日本は、お見舞金とか、香典とか見返りを必要としない慣習で助けていました。
困ったひとには、みんなで少しずつ出しあって助けようとしました。
それを保険は、多くのひとからお金を集めて、運用する。
得られた金を経営者や社員や株主で分け合う。

確かに、そこにビジネスが発生することで経済が発展する。
だから、間違ってはいない。
でも何かと理由をつけて、保険金の額を少なくしたり、該当しなくしたり。
そうやって、儲けを膨らませるようなところが無くもない。
できたら、その儲けはできるだけ災難にあって困っているひとに返すべき。

なんて考えは、今の時代にあわないのは承知済みです。
著者のキーワードが3つあって、歴史、人、旅。
還暦になっても、歴史を学び、多くの人と繋がり、旅をしなさい。
あれっ、そういえば歴史を本だと思い込んでいた。
でも、ほぼ同じかな、歴史を本を読んで学びなさいということか。

この2冊の本は、きょう返却するけど、ほとんど頭に残っていない気がする。
この低年金生活者には、かなりハードルが高かったのかな。
当たり前だけど、成功者と落伍者では話は食い違う。

多くのひとの生き様を聞いたりすることも勉強です。
近頃、最後まで熱中して読むような本にぶつからない。
多分探し方が悪いのでしょう。
それに、老いて頑固になってきているのかも。