下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

拾った命

今日も雨。
多分うちから出ないかも。
食べるものは、どうにかできそうだし。
独居老人は、どうやって一日を過ごせばいいのか。
大きな課題だ。

明日は、三途の川を渡りきらずに帰ってきたひとを見舞いに行く。
平日は、ディサービスが5時までだから、ゆっくり会えない。
ほとんど、諦めていた命。
が、よみがえった。
介護士も、看護師も、誰もが奇跡みたいだと感じていた。
葬儀社にも予約の電話を入れていたのだった。
明日、拾った命に会いにゆきます。

ノートパソコンと、外付けのスピーカーを持って。
彼女の若き時代の歌謡曲を聞かせることができるように。
ユーチューブにつないで。
余命はわからないけど。
最低限、今できる親孝行になればいい。
幸いに、意識はしっかりしている。