下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

メダカの餌

昨日から始めた睡蓮鉢の3匹のメダカを眺めながら。

この3つの命は僕が担っているんだなと思った。
これまで、人間の命を3つ背負ってきたけど、いまはもう巣立った。
その代わりにメダカの命を3つ授かった、なんていうと大げさに聞こえる。
今日は、メダカの餌をかってきた。
調べてみたら、意外とメダカの餌はそんなに急を要する必要もないとのこと。
水の中の水草や藻、そして見えないけどバクテリア・微生物そんなものがメダカの食べ物になっているらしい。
しかし、メダカの稚魚の場合は餌を与えないと餓死するらしいとも書いてあった。
この睡蓮鉢という小さな単位の中に、一つの循環する生命維持システムがあるわけだ。
そう考えてみると、感慨深いものを感じる。

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ビオトープという言葉を日本語に訳すとなんというのだろう。
>日本語に訳す場合は生物空間(せいぶつくうかん)、生物生息空間(せいぶつせいそくくうかん)とされる。
らしい。
ひょっとしたら、この地球もビオトープの一つで人間の知の及ばない何者かが育成していると考えてみよう。
地球の場合、あまりにも複雑すぎて、しかしその分興味深くて目が離せないのではないだろうか。
以前、この生物の一部は月まで足を伸ばしたが、今度は火星まで言ってみようと画策している。
しかし、その前に己たちの環境破壊によって生物空間を破壊し始めている。
この一部の生物は、自分たちで制御することもできないものでエネルギーを生み出そうともしている。
しかし、何回かそのエネルギー源が原因で事故を犯し、これから長い期間を経ても対策を講じられるかどうかという厳しい状態にもある。
この地球という生物空間、生物生息空間はそのうちに破壊されるだろう。
そのときに、睡蓮鉢の中を掃除をし、新しい水を入れ替えるように、神が手を差し伸べるだろうか。
きっとこの地球の場合は、すべての生き物は息絶えて廃墟の星となるだろう。
メダカの場合も、餌は少なめにあげることが、水の汚れを防止するために大事である。
人間も、少し足りないくらいが、この地球という星を長く維持するためには大事なことなんだろうと思う。