下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

メダカ

久しぶりに睡蓮鉢のメダカを見た。 たぶん、7.8匹は残っていたと思っていたが、数えてみたら5匹に減っていた。 残りの2.3匹はどうなったのだろうか。 メダカを買ってみてわかったことの一つは、この名前の由来だった。 どうしてメダカというのか。 それは目高だから。 普通の魚はだいたい目に位置は頭の側面に有る。 しかしメダカは頭の上の方に目が付いている。 この年になるまで、そんなことも知らなかった。 幼少期にめだかの学校の歌も習ったのに。 その名の由来なんて疑問に思ったこともなかった。

メダカは人になつかない。 睡蓮鉢を覗くと、どこにもメダカはいない。 そこで、根比べしながらずっと動かずに睡蓮鉢の横に座ります。 すると、警戒しながら一匹が様子をうかがいに出てきます。 それでも身動きもせずに待っていると、次のメダカが姿を表します。 そして、やっと数えることが出来た5匹のメダカでした。

一匹につき、必要な水の量は1リットルと教えられた。 だから、5匹ということは5リットルの水の量が必要だ。 たぶん居なくなったメダカは、その環境に淘汰されたのだろうか? だったら、これ以上買ってこずにこの冬を乗り切ってみます。

どんな小さな命でも、それを飼うにはそれなりの覚悟が必要だ。 出来るなら、猫や犬を飼いたいけど、私にはその資格はない。 来年まで、この5匹を大事に育ててみます。 育てると言っても、ただほっとくだけですが。 ときどき、蒸発した水を継ぎ足すぐらい。 怠け者にふさわしい遊びですから。