下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

介護

今日は、もうすぐセンテナリアンに届きそうな母に届け物をする予定だ。
コロナ感染で、本人と会えるかどうかはわからないけど。
天気が悪いので、バイクはやめて軽トラックで出かけましょう。

わけあって、介護施設を転々とした。
その気苦労から消化器官を患って多量の出血があった。
介護施設から電話で、今夜から 看取り介護 に入ります。
今夜にも危ないので、すぐに来てください、そう依頼があった。

覚悟して、その夜から看取り部屋で付き添いを始めた。
昼夜を問わず、床で寝るつらい日々が続いた。
ところが、しばらくしたころ奇跡が起こった。
それまで長い間、食事も受け付けず、点滴だけで命をつないでいた。

もしも母が苦痛を感じるようになったら、点滴も外そう。
その時は、枯れるように逝ってもらつもりだった。
そう思っていた。

ところが、どうやら口から食べ物が入るようになったらしい。
いまはコロナで直接会えないけど、そのうち会える時がくると思う。
それまでの辛抱だ。