下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

平和の日

世界で唯一、2発の原子爆弾を落とされた日本。
世界でも最悪の原子力発電所の事故を起こした日本。
それでも、核兵器廃絶の声を上げない。
それでも、原子力発電所をやめないで動かしている。
ちっとも過去から学ばない国。
悲しいほど。

きょうは広島原爆の日から75年目。
それでも、恒久平和は危うい。
敵地攻撃とかもできる国にしようとするらしい。
そのうち、核兵器も持てる国になろうという人が総理大臣だ。
みっともない、惨めだからという理由で。

みっともなくても、惨めでもいい。
国民の命が消費されない国なら。
でも過去のものは全部忘れられる。
少しずつ風化する。
記録も廃棄されてゆく。
国民もみんな入れ替わってしまう。

そしてまた、同じことを繰り返す。
それが人間なんだろうけど。
くりかえしません、と言っても歴史は繰り返される。
そう言った人は、もういなくなったのだから。

いまは次の過ちまでの、時間稼ぎしかできない。