下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

選択

日本は先進国の中でも最も祝日の多い国なんですね。
その理由は祝日にしないと仕事を休まないからなのでしょうか。
年休、有給なんて名前だけですからね。

与えられた有給休暇を全部消化する中小企業なんてほとんど存在しないのではないでしょうか。
ところが、この祝日が格差の拡大に影響を与えているらしい。

公務員や大手企業の社員なら影響はないけど、非正規雇用や、パート、アルバイトで働く人は収入が減る。
働いた時間で収入を得る人にとっては死活問題になる。

やっぱり労働者を正規、不正規に分別した事が災いをもたらしているのかな。
その間には、大きな壁が存在して、その壁も次第に大きくなってくる。
同じ労働者なのにどうしてこうなったのかな。
今ごろになって同一労働同一賃金を政府は言い出したけど、これまで気づかなかったの?
これまでのような、おかしな労働環境を作ったのは誰でしょうか。

少子高齢社会もそうです。
超がつくほどの急激な少子高齢社会をもたらしたのも誰でしょうか。
もっと緩やかな変動にできなかったのはなぜなのか。
それは、私達国民です。
政治を監視しなかった国民です。
今の政治も、一強政治が続き膿がたまりつつあります。
そして、その一強政治をこれまでより促進しようとしている今の国民。
また長い年月が過ぎて、どうしてこうなったのだろう?
なんて、思うのでしょう。

そのうち国が国民を縛る社会が間もなく訪れます。
そんな国を国民は選択したから。