下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

ユネスコでさえ

日本は先の戦争で負けた。
負けた国がいくら正しいことを言っても、勝った国には通らない。
それが勝負の世界。
戦争では、生きるか死ぬか、戦わないと殺される。
だから、悲惨で残虐なこともあっただろう。

その残虐さは戦って勝った相手も同じ。
でも戦争に負けたら、負けたほうだけが裁かれる。
それが戦争だ。

当たり前だが戦勝国と敗戦国を同等に裁けるはずがない。
そして建前と名前だけの裁判が行われる。

勝った者の意思で裁きは行われる。
理不尽であっても負けたものは押し黙るしかない。
そして、それをユネスコはそれを肯定した。

戦争に負けたから、従うしかない。
すでに世界の中で、既成概念は出來あがっている。
それに異を唱えても、証拠を見せても聞く耳はない。
なぜなら、戦争で負けた国だから。

そこに事実は必要ない。
負けたのだから。