下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

またもや爺の戯言

今日はこれまで行ったことのない近場の道の駅に行ってきました。
片道50キロぐらいだったのかな。
はっきりとメーターの記録をとっていません。
いつもの原付き2種のスクーターです。

出発する前にガソリンスタンドで満タンにしていきました。
帰ってから燃費を計算したら44キロ/リットル。
いつもながら大したものです。

底辺の生活者にとってはありがたい経済的な数値です。
何枚か写真も撮ったのですが、まだデジカメの中にあります。
時間が余ったので、そこから引き返して、図書館に寄って本を乱読してきました。
いま面白く読んでいる本は向田邦子のエッセイです。
短い文章ですが、楽しめて含蓄がああります。

彼女は、台湾の航空機事故で亡くなったと記憶しています。
彼女のエッセイを読んでいると、結構海外旅行に出かけておられたようです。
だから確率的に、運悪く航空機の事故に遭遇してしまったのでしょうか。

でも聞いた話によると、交通事故より航空機事故のほうが確率は低いとのこと。
期せずして坂本九さんのことも思い出してしまいました。
お二人共、事故に遭遇してどれほど怖い思いをされたことでしょう。
お二人だけではなく、搭乗者みんながそうなのですが。

畳やベッドの上で寿命としての死を迎える人。
様々な事故や戦争等で死に直面する人。
自分で自分の命を断つ人。
いろんな死があるけど、穏やかに眠るように死を迎えたい。
誰もがそう思うのは間違いないのでしょうけど。
誰も先のことはわからない。

こうして田舎に住んで、ひっそりとひとり永らえることも悪くないのかもしれない。