今週のお題「2013 日本の夏」
暑ければ暑いほど夏らしいのだ。
昔は暑さで人が死ぬなんてことは無かった。
みんな暑さに強かった。
今の人間は堕落している。
風鈴を下げて、ヨシズを立てて行水をするのだ。
それが日本の夏なんだから。
心頭滅却すれば火もまた涼しいというではないか。
昔、若いころこのおじさんはクーラーなるものも扇風機なるものも使わずに夏を何回かすごした。
そのときは、体に濡れタオルを巻いて眠った。
朝を迎えるとそのタオルが完全に乾いていた。
早い話が、理科で習った気化熱を利用したわけだ。
体から発する熱を運動エネルギーに変えたというわけだ。
窮すれば通ずと言うことでもある。
いまの若者はやはり老人を大切にせにゃいかんのう。