下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

歓迎会

さて、ブログを更新しましょう。

昨夜は新しく働き始めた職場の歓迎会がありました。

その中で僕が一番高齢者です。

アルコールはそれなりにたしなめるし、飲み会の雰囲気も嫌いではありません。

ですので、最後にカラオケまで行って、楽しんできました。

そしてこの飲み会は僕にとってちょっとした記念日になりました。

と言うのも、これまで家内が亡くなってから、一度も外で飲んだことがありませんでした。

約15.6年の間。

ですから昨夜の飲み会が久しぶりの解禁日になりました。

そういえば昔はこんな飲み会を繰り返していたなあ。

忘年会や新年会や花見やいろんな事にかこつけて、職場で飲んでいました。

でもそれが無くなって、15年の時間が過ぎたんだ。

たぶん今の職場が普通の職場なら、今回も歓迎会に参加しなかったでしょう。

しかし今回は採用してくれた人への感謝の意味を含めて参加しました。

もちろん報酬はわずかだけど、こんな老人を使ってくれるという事に感謝しています。

まだ子供3人を男一人で育ててゆくには何がしかの収入が必要です。

そして社会保険も最低限必要です。

その願いがこの春から叶ったのですから感謝しないわけにはゆかない。

子供たちをちゃんとした成人に作り上げるのが僕の役目。

そのために自分はこの世に生を受けたのだ、そういつも己に言い聞かせてきました。

金も生活できる最低限あれば良いし、名誉やステイタスも要らない。

これまでそんなスタンスで生きてきた。

そして今は、これでよかったのだと思う。

あと2.3年すれば一人での子育ても終わる。

そうしたら、旅に出よう。

漂白の旅へ。