下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

大阪市立桜宮高校の男子バスケットボール部主将だった2年の男子生徒が体罰後に自殺した問題

ちょっとテーマが長すぎましたか。

たしかに僕らの小さい頃は、ほとんどの先生が暴力教師でした。

暴力を振るう先生が、熱血先生だと父兄には見えていたようなところもあった。

でも、生徒はそれどころじゃない。

そんなに悪いことをしたわけでもないのに、叩かれる。

自分の責任でもないことで叩かれる。

一人が怒られても、全体責任だといってみんなが叩かれる。

中学生の頃になると、色気も出てくる年頃。

好きな女子生徒の目の前で、叩かれる。

そこまで叩かれるのなら、叩かれてやろうじゃないかという気持ちになる。

じゃあ、叩いても叩いても悪い方向に行ってやろう、そうすれば叩くことの無意味に気づくだろう。

そう思って、より一層勉強もしなかったから、成績も落ちた。

とことん落としてやろうと、わかる問題でも書かなかった。

何十年もたった今、教師を慕う気持ちなんてこれっポチもない。

同窓会なんて、糞食らえだ。

どんなに著名で立派だと世間の評価の高い人でも、暴力を肯定する人はもう無理。

いくら小さな暴力だとしても、許すことはできなくなってしまった自分がいる。