冬になると困ることがある。 夏の間は困っていなかったのに。 自分がパソコンに向かっているのだが、背中の高いところに明り取りの窓がある。 その窓は東に向いている。
地球の自転の関係だろう。 天気が良い日は、そこからの日光が部屋の奥まで差してくる。 ということは、太陽の位置が低くなっているということだ。 そして、その日光はついに僕のパソコンのモニターに当たるようになった。
冬の天気のいい日に、部屋の奥まで差し込んでくる太陽の日差しはとても気持ちのいいものだ。 しかし残念なことに、モニターの文字が読みにくい。 明るくてコントラストの高いモニター画面は見やすい。 しかし、コントラストの低い、明暗の差がはっきりしなくなっているモニターは困る。
よく、ノートパソコンやスマートフォンを直射日光下で見ている感じだから。 画面に目を凝らすと、よく目につくのは、モニター画面の汚れだ。 これまで気づかなかった、手垢や、くしゃみだろうか、飛沫の飛んだような跡がある。 そんな汚れだけははっきり見える。 僕が見たいのは、そんな汚れじゃないのに。
日光が当たる時間を我慢すれば、元の状態に戻るのだ。 だからその間の時間は、パソコンをしなければいい。 しかし、朝方チェックしたいことは多い。 子供からのメールは届いてないだろうかとか、自分の健康チェックと言っても血圧だけど。 それらを記録しておきたいとか。 健康チェックを朝やる必要性は理解できると思う。 夕方に、健康チェックをやっても仕方ない。
ときには、少し濡らした布か濡れティッシュなどで、画面を拭いたほうがいいのかもしれない。 これまで知らなかったけど、知らないですんでいただけのこと。 モニターがCRTだった頃は表面はガラスだったと思う。 しかし今は、樹脂製だ。 CRTはカソードレイチューブの略。 チューブは陰極管でユーチューブのチューブである。 あなたの陰極管だから、ユーチューブもいつの間にか古い時代になった。