下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

行く年、来る年。

今年も残すところ僅かになってきました。
今年一番の出来事と言ったら、最後の3番目の子供が家を出ていって、僕一人での生活が始まった。
ということでしょうか。
あとそれから、65歳になったので、年金をもらえるようになったこともかな。

それから今年の夏、長男がうちを出てから7年ぶりぐらいに僕が彼のところを訪ねる事ができたこと。
そのために、僕が20年ぶりに旅行というか、外泊をしたことかな。
そう考えてみると、今年は結構大きな節目の年になったと言えそうです。
漢字一文字で言えば、「独」孤独の独、これからこの生命を終えるまで独りで生活します。

さて来年はどんな年になるのか、ちょっと想像してみると。
長男の就職、不登校が2年も続いて、1年留学して、修士課程まで行ったのでかなり遅れた就職になりました。
2017年は、どうにか3人の子供が自立し始める、新しい年になりそうです。

これからは、僕は自分のためだけに生きていいですか?
天国の母さん。
あなたの産んだ3人の子供たちが、そこから見えますか?
これで僕を許してもらえますか?
それとも厚かましいですか?
天国でお義母さんとも会えましたか?
僕は、しばらくは、地上で独りを楽しみます。
子供の成長を眺めながらね。

老いる意味

ネットの中では、「シンゴジラ」だのアニメの「君の名は」だの、賑やかですが。
このおじいさんの年齢になると、、今更怪獣やアニメでもあるまいし。
なんて考えますね。
僕は20年前から、映画を見たことはありません。
ただ、子供たちが「ハリーポッター」をTVで見ていたので、ちら見ぐらいはありますけど。
あの有名な「タイタニック」も題名は知ってますが、映像は見たことはありません。
でもね、今度の「この世界の片隅に」だったらちょっと見てみたい気がしています。
たぶん、戦時中や戦後の話ならアニメであっても何か郷愁みたいなものを感じるかもしれないし。
でも、田舎住まいですので映画館までは遠いです。
うちから電車で、ほぼ1時間ぐらいかかるでしょうか。
たぶん忘れた頃に、宮﨑駿の映画作品みたいにテレビで放映されて、それを見ることになると思います。
年をとるということは、そうゆうことです。

ひとりでの子育てが始まった、20年前に戻ることはできません。
いつの間にか、熱意とか情熱とか、挑戦とか戦う気力とかが、かなり衰退してしまった。
映像や音から得られる感動も、少なくなりました。
たぶん、流行りのバーチャルリアリティーの装置を付けても、あまり驚かないかもしれない。
若い人に、「じいちゃん強いねえ!」なんて驚かれるかもしれない。
本当は、ただ感受性が低いだけなんだけどね。

今年買って良かったもの、とかがこの時期盛んです。
そこで思ったのが、今年買わなくてよかったもの、というのがあります。
それは、車でした。
危うく、買う寸前のところで思いとどまれました。
カーリースで話を進めていたのですが、僕の我儘から話は頓挫しました。
今考えてみると、これでよかったのだ、と思います。
仕事もない自分に、通勤などの必要性はないから。
維持費だけで、毎月数万円の出費になるなら、いらない。
しようと思えば、その金で、交通機関を使った旅がいっぱいできる。

ここ最近買ってよかったものは、バイクのハンドルカバーかな。
これをつけると、本当に手が冷たくない。
いくら上等の手袋を付けても、これには負ける。
冬場はあまりバイクに乗らないけど、いい買い物をしたと思います。
いま、高齢者の運転ミスで悲惨な事故が起こっていると言うけど、バイクなら他人を傷つけることもあまりないと思う。
そのかわり、自分のほうが怪我しやすいだろうけど。
バイクには「もみじマーク」が義務付けられてないのかな。
付けているバイクを見たこと無いけど。
高齢者で、バイクに乗る人が少ないということでしょうか。
でも、結構楽しいのになあ。

 

炊飯

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昨日ダイソーで買ってきた土鍋でご飯を炊いてみました。
底はお焦げになりました。
やっぱりこれからは電気炊飯器にします。
炊いている途中、蓋の穴から激しく吹き出して困りました。
よく土鍋で炊くと、ご飯が美味しいと言った感想がありますが、難しいです。
火加減と、その火力での時間がわからない。
やっぱり電気炊飯器は偉い。

一人鍋。

ビールの酒税が変わるらしい。
通常僕はビールも発泡酒も飲みません。
夏、とても汗をかいたときなどは時々飲むことがあります。
ビールはチューハイ等と比べると少し値段が高いかな。
だから、今回の酒税の改定にはほとんどスルーします。
ネットで調べていたら、あるチューハイの評判が高い。
それは、キリンの本搾り、それもグレープフルーツの人気が高い。
先日、近くのスーパーから間違えてオレンジジュースのつもりがグレープフルーツのジュースを買って来ていた。
それをしかたなく飲んでみたら、美味しい。
もちろんあの苦味が、旨味に感じる。
そこで、今日あの人気の本搾りチューハイ、グレープフルーツを買ってきました。
今夜の晩酌が楽しみになりました。

あとついでに、ダイソーに寄って一人鍋を買ってきました。

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一人鍋も、いまは盛りと色んな種類の鍋が展示されていました。
値段も、100円ではなくて、150円とか250円とかになっていました。
いかにも土鍋っといったデザインではなく、ちょっとおしゃれな方を選んでみました。
ダイソーの土鍋は中国製だから安心できないとか言う意見もあったけど。
老い先短いから、まあいいかと思いながらおしゃれな方を買ってしまいました。
近頃の百均は、百均ではないから名前を変えたほうがいいと思いますが、どうしましょう。
さっそく、米の研ぎ汁をと思ったのですが、いま家で使っているのは無洗米でした。
無洗米を研いでも、たぶんとぎ汁は出てこないでしょう。
ですので、仕方なく小麦粉を使って鍋の初期慣らし?をしました。

今夜はこの鍋で大根を柔らかく煮て、チューハイを味わう計画です。
今の楽しみといえば、晩酌ぐらいでしょうか。
うちの片付けなど、いっぱいすることは有るのですけどね。

早朝ウオーキング

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今朝のウオーキングで撮った写真です。
朝一番のウオーキングは起きて準備するまでは辛い。
しかし、終えた後の清々しさは何物にも代えがたい。
血圧も120台までに下がっていた。
こんなにもいいことが多いのに、続けられないのはなぜか?
一人だからかな。
散歩させる犬もいないし、一緒に歩いてくれる人もいない。
ただ、通勤ラジオだけが頼り。
週に2.3回は続けよう。

 

 

船長は行く先を明確に示せ。

今の政権はじわじわと、この国をアメリカのような国に近づけようとしているような気がしてならない。
TPPのように、国民皆保険を失くし、自由経済である大手の保険会社に委ねようとしたり、ラスベガスのようなカジノの不夜城を作ろうとしたりしている。
私達国民は、そんなアメリカ社会になることを望んでいないのに。
私達の政権はどこに向かおうとしているのだろうか。
私個人が目指してほしいのは、例として北欧の国に近づけて欲しいです。
決して、アメリカのような国になってほしくはありません。

読解力はTwitterが亡くした。


経済協力開発機構OECD)は6日、72カ国・地域の15歳約54万人を対象に2015年に行った学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。平均得点でみた日本の国際順位は科学的応用力が2位、数学的応用力が5位で、ともに前回12年調査を上回り、トップレベルの水準を維持した。半面、読解力は8位で順位が4つ下がるなど、弱点も浮かんだ。

やっぱり、読解力を養うには、長い文章を読まなければ身につきません。
それもできるだけ、難解な文章とかを。
Twitterやlineのような短い文章だけを読んでいると、根気よく噛み砕けないでしょう。
なので、やっぱり分厚い難解な読書は大事ですね。

今年のなんとか納め。

今朝は暖かいので、ウオーキングに出かけました。
このところ、運動不足気味でした。
やはり動くと調子がいいようなきがします。

ここ2.3日で買ったものは大型の時刻表。
今月のジパング倶楽部の季刊誌を読んでいたら、旅の醍醐味はローカル線の旅だ。
そう書いてあったので、ローカル線に挑戦したいと思いました。
まずは、机上の旅を計画します。

それから、プリペイド携帯のチャージをすることにしました。
子供が帰ってくるときに、外で連絡するためです。

それから、バイクのハンドルカバーも買いました。
やはり、手袋とは全く違うという意見があったので。

それから、タイツを1枚買いました。
バイクで移動するときに、下半身が寒いと感じていました。

時刻表、プリペイドカード、ハンドルカバー、タイツ、全部で4件。
多分、今年の買物納めになりそうです。

 

すでに人間は負けている。

今年の流行語大賞は「神ってる」ですか?
プロ野球は贔屓チームがないので、詳しいことは知らなかったけど。
昨年の流行語大賞プロ野球関係だったんですね。
しかし、昨年の大賞をどれほどの人が覚えているのでしょうか。
「トリプルスリー」という言葉を。
殆どの人は記憶に無いと思うのですが。
誰がいったいどうして決めるのか、詳しくはわかりませんけど。

僕が好きな大賞にサラリーマン川柳というのがあります。
確か生命保険会社が募集する川柳だったはず。
覚えている一つに、「無理させて無理をするなと無理をいう。」
というのを思い出しました。
今年の流行語大賞も、すぐ忘れられそうです。
漢字を頭につけて、小さなつをつければいくらでもできそうです。
ちょっと違うけど、「ググレカス」も名詞を動詞に変えている。
神ってると聞いて、似たものに「事故ってる」はすでに良く使われていますね。
仏ってる?はちょっとだめでしょうか。
あの上司は仏ってる、は仏様のように優しい上司とか。
神ってるは、奇跡とか、神がかりとかそう言う意味で使ったんでしょう。

日本語の柔軟性を見たようです。
もう一つわからないのが、若者言葉かな。
特に女子高校生、いまはJKというのですか?
でもなかなか、残る言葉は少ないようです。
面白半分で使われているからそんなもんでしょう。

しかし、今後は人間が選ぶより、グーグル先生に任せたほうが良さそうですね。
すでに人間はAIに敗れています。

 

 

年末年始がくる。

今日から12月だけど、年末年始を思うと少し気が重い。
というのも、子供3人のうちに2人が帰ってくるようだ。
ふつうなら、子供と会えることが嬉しいのだろうけど。

しかし、正月に帰ってくると、寝具を整えたり、年末年始の食事も準備したりするのが辛い。
たぶん長男は、そのへんのことを思って遠慮しているのかも。
去年帰ってきたときに、僕が新しく寝具を購入したり、料理は鍋物を準備したりしてもてなした。
これは僕の想像にすぎないけど、あの子は感受性が強い。
あの子は親に迷惑をかけていると、あのとき感じたはず。
そして、次の日、予定を変えて急に用事ができたと言って帰ってしまったから。

長女は、ほとんど家には居なくて、友達の所に遊びに行くからいいけど。
それに、時間が有れば家事の手伝いもしてくれるだろうし。
問題は、3番目の子だ。
今回は成人式の行事が自治体であるので、たぶんそのために帰ってくるはず。
この子とは、ずっと僕との折り合いが良くなかった。
反抗期も激しく、父親の僕を憎み、あらん限りの我儘を繰り返していた。
だから気が重い、
成人式が済んだら、すぐにまた帰ってゆくと思うけど。

帰省する前に、子供に断っておこうと思う。
もうお父さんは、あなた達が小さい頃のように、何から何までもてなすような事はできないから。
いまは、自分のことで精一杯なんです。
だから、帰ってきたときは自分のことは自分でやってください。
そのように帰ってくる前に、連絡しておこうと思っています。

今年の夏は、長男の所に遊びに行ったけど、旅館も観光も全部彼が準備をして居てくれた。
これからは、子供が帰省するのではなく、僕が遊びに出かけるという方法が良いのだけど。
しかし、子供は子供で、帰省すれば彼らの友達と会えることが楽しみにだから断ることなんてできない。
あと何年かすれば、わかってくれるようになると思うけど。
今はまだまだ友達と遊ぶことを優先して、親への配慮なんて考えられないだろうから。
まぁ、そのうちわかる時がくるだろう。
帰省が嬉しくないわけじゃないけど、うまくもてなせない事で気持ちが重たい。

抵抗という文化

www.huffingtonpost.jp

今の日本人は抵抗を文化と思わなくなってしまった。
僕はそう思います。
旧ソ連の抵抗しなかった理由とは違いますね。
旧ソ連のときは力関係で抵抗しなかった、というか抵抗できなかった。
しかし、日本の場合は受け入れてしまうのです。
怒りを、外に向けないで自分の中で消化しようとする。
自然災害国というこの国の宿命に対して、昔から繰り返されるたびにそんなDNA的なものが生まれた。
この福島原発事故が直接的な自然事故ではなかったけど、その遠因として津波が、地震があったから。(そう思わされた。)

もし、福島原発事故が単独で起こったなら、抵抗は起こったかも知れません。
その辺のところが、このノーベル文学賞を受賞したスベトラーナ・アレクシエービッチさんには理解できなかったと思います。
世界的に見ても、日本人は秩序をもった高いレベルの国民であると思います。
だからといって、国粋主義者のようにおごる必要はない。
もっと謙虚でありたい、そんな国民を目指したいです。
難しいでしょうけど。

ある疑問

ニュースを良く見ています。
芸能界でいろんなニュースが流れたりしているけど、あの世界は別次元での出来事なんですね。
僕にとっては。
いろんな刺激的な内容ですけど、それも芸能に携わる人達の、仕事なんですね。
如何に目立つか。
そのためには何でもする世界。
なので、芸能界には少し距離をおいています。

歳も取ってしまったせいか、時流に乗れていません。
流行りというものは、廃りやすいようにできています。
今の時代は、流行り流行りの繰り返しだと思います。
今の時代ではなくて、いつもね。

いつの時代も今様なんですね。
人間は変わらないのです。
その中で生きるしか無いけど、その中で充実した生き方をすればそれでいい。
何も束縛するものはない。
自由に生きればいい。
簡単なことですけどね。

それが難しいのはなぜ。

 

今年の暖房

今年の冬はひとり暮らしなので、これまで小さな対流型の灯油ストーブを使ってきました。
これだと、燃料も節約できそうだし、ストーブの上の方で煮炊きもできる。
そう思っていましたが、やっぱり寒さにはかないません。
足元が暖まれば大丈夫だと思って、電気のひざ掛けの購入も考えました。
しかし、もうこれ以上物が増えることにも抵抗がある。
ということで、結局これまでウン十年も使ってきた石油ファンヒーターを出して使うことにしました。
たしかに、普通の石油ストーブと比べると石油の消費は多いと思います。
でも、また年が明けて、暖かくなれば使わなくなるわけだから、ぬくぬくとした冬を過ごすことにします。
風邪を引いたりするよりいいじゃないかと、自分を擁護しています。
さてこれからスクーターに乗って灯油を買ってきましょう。
足元の狭い空間に灯油缶を挟んで。
たぶん、来年の冬は中古車を買っていると思います。
訳あって、今年はスクーターで乗り切る覚悟です。

スケートリンクの魚達

www3.nhk.or.jp

どうしてこんなことが起きたのでしょうか。
常識的に見て、おかしいと思わなかったのでしょうか。
この常識というものが、それぞれ人によったり組織によったりでだいぶ異なるのでしょうか。
もしも、イラストで書いた魚が氷に閉じ込められていたら、ここまでひどい扱いにはならなかったと思うのですが。
っていうか、子供たちお客様も楽しめたと思いますけどね。

人はときどき、奇をてらいすぎて、判断を間違えることが有るのでしょう。
それを思い込んでしまうと離れなくなるのかな。