下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

郷愁

いつもはバイクで病院に往くのですが、今日は電車を使いました。
自分たちが蒸気機関車ディーゼルで通学していた頃と違って速いですね。
むかしは、一里トンネルという難関が有ったのに今は一足飛びです。
むかしは、蒸気機関車の力がなくて、勾配のきついところは自転車のほうが早いぐらいでした。
ひどい時には、SLが途中で息切れして、進まなくなったりしました。
すると、トンネルの中なので、煙が客室内にまで入ってきます。
後ろの座席から、前の座席が見えないくらい曇ってきました。
うちに帰って、鼻の掃除をすると真っ黒でした。
それからすると、特急並みの普通電車のなっていました。

ただ、自分が帰りたい時間に帰れないのが辛いです。
田舎の電車は、2時間ぐらい待たなければならないことも普通ですから。
でも、どこか知らない街に行って、ゆっくりしてみたいというのは贅沢なんでしょうね。
電車だったら、ビール片手でも良いわけですので。
どこか駅前ビジネスホテルに止まって、好きなときに食べて飲んで寝る。
これこそ贅沢の極みかもしれません。

車を手放した代わりに、こんな遊びもしてみたいものです。