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前期高齢者になった男の戯言

死別で子供3人のシングルパパを経て前期高齢者になった男の日常

今年の夏

今年はオリンピックがあるためか、忙しい夏を迎えている。
何となく慌ただしい雰囲気がある。
私も、子供の所に遊びに行きました。
三人の子供のうち、一番上の子のところまで、
一人で子育てをはじめて、約20年になる。
だから、旅行をしたのは、20年ぶりのこと。
20年間、毎日家にいて子供の面倒を見てきました。
夏休みは、3人の子供に、三度三度の食事を食べさせてきました。
でももうその日課からも開放さました。
だから、はじめて子供の所に遊びにゆくことが出来ました。
一番目の子供が家を出て行ったのが六年前。
それから一度も子供の住んでいる環境を確認出来ませんでした。
でもやっと、この夏その希望が叶いました。
子供の就職の内定が決まったら、遊びにゆくからねと、そう約束していました。
その約束がこの夏に叶いました。
かれは、まだ学生なのに、観光の手配やホテルの手配まで準備してありました。
ほんとうにいい子に成長してくれました。
どこを観光したい?そう聞かれていたので答えました。
あなたの学んでいる大学に行ってみたい。
父親の私は、工業高校までしかいっていません。
だから、彼が6年間学ぶことになった学校を見てみたい、そう思いました。
家庭教師も、塾にも通わせることが出来なかったのに独学をして修士まで進みました。
高校時代、不登校が2年続きました。
まさかここまで成長してくれるとは夢にも思いませんでした。
どれほど苦労を積み重ねてここまで成長したのか、子供への感謝の気持ちしかありません。
私のすべての蓄えは、3人の子供の成長のために使い果たしました。
あとは僅かな年金で、残された人生を送ることにします。
これからは、幸せな老後になりそうです。

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