下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

変化

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僕は3人の子の父子家庭でした。
そのころは、父子家庭の子供には児童扶養手当は支給されませんでした。
母子家庭の子供には支給されていました。
ずっと変わらない政党は、その理由をこう言っていました。
どちらかというと、母子より父子のほうは報酬がおおいから。
たぶん、そのほかにも父子は再婚して家系を保つように。
そんな意図があったのかもしれません。
父子でも育児をするためには失業もします。
当時の政党は、変わることなどありませんでした。
既得権益でどっぷりぬるま湯に浸っていました。
そして、そのあと政権は変わったのです。
すると、あっという間に父子家庭への児童手当の支給も決まりました。
男だからとか、女だからで政治を行わずに、困った人かどうかで判断する。
当たり前のことが、やっと実現しました。
でも、僕には少し遅かった。

だから、変化は必要です。
物事を同じ方向からずっと見ても違いに気づきません。
ある時は、後ろに回ってみるとか、下から見てみるとかしないとわかりません。
変化は力を与えてくれるのです。