下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

老人とチョコ

今週のお題「バレンタインデー」

前期高齢者のバレンタインですか。
実は、本命をもらったことがあります。
昔のことですが。
でも、子育て中で動けなかった。

今でも想い出すとつらいのですが。
相手の方には、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
思い出すのも苦しいので、これで終わります。

この前期高齢者が、これから幸福を探す。
そんな名前のブログにしたのですが、僕にとっての幸福とはなにか。
今でも「足るを知る」なら、決して不幸というわけでもない。
では、綺麗な女性が現れて、一緒に暮らす。
そうなったら幸せかというと、どうもそうでもなさそうだ。

ある程度、歳を取ってくると、自分の醜さもわかってくる。
心の醜さもそうだけど、外見の醜さも。
シミが増えてくるし、禿げてはいないが白髪もひどい。
だから次第に、自信を失くすことになる。
それに、着るものにも興味が薄れる。

そんな状況だから、年取ってから、はつらつとしている人を尊敬する。
羨ましくはないけど、ご苦労様とでもいいたい気持ち。
頑張ってね、と言いたい気持ちだろうか。
でも私の環境は田舎に住む、引きこもり老人だから、直接そんな人に会うわけじゃない。
ただ想像している範囲でのことです。

そうでした。
前文の本命のチョコについて。
結局、お互いに好きだったし、心が通じていた。
でも、完全にプラトニックのまま別れてしまった。
だから今でも、美しい形で忘れることはない。
それで、卑怯かもしれないけど、こう言える。

成就しない恋は、美しいまま真実の恋である。

いつまでも心の中を暖め続けている。
つらい時の、心の支えになっている。
青春しています。