下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

罪悪感のようなもの

今月でリタイヤするのです。
今月で64歳になりました。
仕事を選んで、まだ働こうと思えばできないこともない。
しかし、このへんで永遠の自由を手に入れたいという気持ちもある。

長いこと働いてきた。
男手一つで幼子たち3人も育ててきた。
もう誰からのどんな命令にも従うつもりはない。
好きにさせてほしい。

もちろん、贅沢なんて夢の夢。
自家用車も手放すつもりだ。
そのために、バイクの免許も63歳になってとった。
自動二輪小型限定ATだけど。
でも、リッターあたり40キロメートル伸びるし、車検もない。

これだったら、どうにか年金だけで生活できる可能性が高い。
家計簿をつけながら、検証してゆくつもりだ。

やがてくる孤独死は当たり前だろうし。
だれだって死ぬときは一人だ。
ただ早めに気づかれるようにはしておくつもり。
腐乱死体で発見されて周囲に迷惑は掛けたくないから。

あと半月で自由が手に入る。
働いている人の周りで遊びまわることに少しは罪悪感は感じるけど。
誰にも迷惑をかけているわけじゃないし。
なら割りきって遊ぼう。