下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

歴史は繰り返される

先の戦争が終わったときから、その国はゆっくり右傾化してゆく。
これは当然のことかも知れない。
戦争の悲惨さを知っている人が、いなくなってくればそうなるだろう。
でも近ごろはその歩みが早すぎるような気がする。

女性は男性に比べて細かいところに気がつくと言われている。
今の政府の要職にある女性議員たちは、生活保護の不正受給にとても厳しいようだ。
その金額を国の予算に比べてみただろうか。
保護費を受け取れるのに、もらわない人がどれほどいるのか、その金額を知っているのだろうか。

アジアの戦争、近隣諸国との戦争や植民地化や、満州という傀儡国家があった事実。
隣国民の感情の実態を知らないのだろうか。
近隣国と友好になるためには何をすればいいのか、知らないのだろうか。
武力で平和的な関係が作れると思っているのだろうか。

その国の若い国民の中には過去の歴史について疎い人たちもいるだろう。
そうゆう人たちの賛同を得て、より右傾化を強くする政治がおこなわれているような気がする。
やっぱり歴史は繰り返されるということなんだろう。
次の戦前が足早に近づいてきている気がしてならない。

できることは、小さくてもいい、次まで時間稼ぎをするぐらいしかない。}