「君子(くんし)、危(あや)うきに近寄らず」は「自分から危ない場所には近づかず、行動に気をつけるという意味です。 慎重に行動するべき、危ない場所には近づかないようにという教訓や注意喚起です。
でも、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」なので「リスクを負わねば成功はつかめない」のですよね。
ただお金を元本保証の銀行に貯金しておくだけでは、増やすことはできない。
だから、元本が減るリスクはあるけど、投資をしないと増やせないですよ。
自分は君子だと思うなら、銀行貯金でいいじゃないでしょうか。
わざわざ危険を犯してまで、火中の栗を拾わなくてもいいのではないでしょうか。
どちらかというと日本人はこれまで君子を目指してきた。
しかし、このところお国は、危ない橋も渡らないと向こうの裕福な土地にはたどり着けないよ。
だから、新NISAを利用しなさい、と呼びかけるようになってきました。
しかし、この世の中は危うきに近寄らずに、裕福な生き方はできないものなんですかね。
火中の栗を拾うには、火が消えてから拾ってもいいのではないでしょうか。
危ない橋も作り変えて、安全で頑丈な橋にかけ替えられてから渡ってもいいと思うのですが。
多分これじゃ良くない仕組みになっているのでしょう。
火が消えたあとの栗は、誰か他の人が拾ってしまったとか。
新しい橋をかけかえるには、お金がいるから長い時間が必要だとか。
ひとの欲は限りがないから、足るを知る、身の丈にあった生き方でいい。
そうゆうひとが本当の君子かもしれないですね。
今日の日経平均株価は一時800円以上、上昇しましたけどね。