下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

重たいけど、宗教のことなど

宗教はアヘンか、それとも薬か。
この比喩はよろしくないでしょうか。
多分、ほとんどの人は、薬は服用したことはあるでしょうけど、アヘンの経験はないと思います。
薬にも副作用があります、たまに服用を誤って命を落とす人までいます。
アヘンにも依存症という害だけじゃなく、なにか良いことがあるのでしょうか。

大麻については、世界の一部の地域で許されるとか聞いたりしますけど。
私の信仰心なんてとても薄いけど、先祖から続いているから、まあ、こんなもんか。
そのくらいの信仰心ですし、葬式の場合お世話になるぐらいかな。
子供が小さいときは、クリスマスもしたし、正月は神社に詣出たりもするし。

宗教より、科学的見解のほうがしっくりくる。
宗教は非科学的とみなすべきか、しかし宇宙観からみると意外と科学的かも。
若いときは、「歎異抄」とか「出家とその弟子」なんて本をかじった記憶もあるし。
青春時代は、誰もが悶々と悩んだりするけど、それも若気の至りかも。
暇にかまけて、この歳になって読み直しても良いかもしれない。

今ニュースなどで問題になっている、新興宗教と呼んで良いのかどうか。
その2つの宗教には悪いけど、怪しさをいっぱい感じます。

僕が信仰心が浅いのは、苦労が足りなかったからなんでしょうか。
たぶん、信者や教祖の立場から言わせたらそう言うかもしれないですね。
死ぬほどの大きな苦悩に瀕したことがないから、わからないのだと。
そうなのかもしれないですね。

疑い深い性格であるということもあるのかも。
冷たい人間なのかもしれない。
結論なんて出ないテーマですが、私は今のままでいい。
適当に距離をおいて、離れたところから眺めましょう。
宗教2世の漫画家のかたが、けさ深夜便の中のインタビューを聞いてました。

途中から聞きましたので、聞き逃しでもう一回聞いてみましょうか。
親が子供を一人の人間として、人権を認めてほしいと願ってました。
でも、信じてしまった信者(親)は子供のためを思って、子供を信者にするわけだから、難しいですね。
宗教と子供の人権はどうするべきか。
大きすぎて重すぎて、手に負えない問題です。