下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

ソウル雑踏事故

事故の名前が「雑踏事故」ってこの事故の悲惨さを表すにはミスマッチのような。
もっと、圧迫とか圧殺とか圧死といったような言葉で表したら良さそう。
雑踏なんて言葉は、生ぬるい言い方に聞こえますね。
日本では、花火を見に集まってきていた人の事故が記憶に残る。
外国だと、中東の国のイスラム?宗教行事に集まった事故も思い出します。
いずれも、死者の数が極端に多いですね。
そういえば、インドネシアのサッカーサポーター場で起きた圧死事故。
あれも、100名以上の人が亡くなった。
人間じゃないけど、これらの事故から思い出すのはアフリカのヌーが移動するシーン。
草原はだいたい平らだから、事故は起こらない。
でも、あの川を渡るシーンは見ものです。
でも彼らは、圧死ではなく川にいるワニに襲われてなくなるようです。
動物で狭いところに閉じ込められて圧死する話は聞かない。
人間だけなんだろうか、もしそうだとするなら、この哺乳類は愚かな生き物だ。
人間は自己防衛本能をなくしてしまったのだろうか。
付和雷同という言葉がある。
意味は、自分にしっかりした考えがなく、むやみに他人の意見に同調することとある。

一箇所になにか面白いことがあるからと、群衆ができる。
その何かが、なんなのかも理解せずに、ただ好奇心やデマで膨れ上がる。
ある意味、悲しい生き物かも知れない。
飛躍するかも知れないけど、あの統一教会の集団結婚式も変だ。
野球も、サッカーのサポーターなんかも宗教に似ている。
欧州のフーリガンとは、サッカー場の内外で暴力的行為を行う集団とのこと。
ヒトは、集団になると自制心が効かなくなる生き物なんでしょうか。
集団の中にいると、ものごとを客観視できなくなる。
だから、ときどき、できるなら頻繁に集団から外れたほうが良さそうです。
君子危うきに近寄らずに。