下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

戯言

思い切って福祉事務所に行ってきました。
このままでは大人二人が10万円で生活するのは無理だと思ったので。
片方が病気になって、検査入院や手術の費用に長期の抗がん剤投与をと考えると、絶望的になったから。
事務所でこれまでの話をすると、まだ少し蓄えがあるから無理だと言われました。
でも、世帯を分離すれば、ひとりだけに支給するのは可能だと助言してもらえました。
申請するこちら側から、世帯分離は言い出せないけど、福祉事務所からならできるらしい。

次週のはじめに、最申請の手続きを取って、その週の終わりには決定できるとのこと。
そんなに早く決まるとは想像していなかった。
早くても最低2週間は必要だと聞いていたし。

福祉事務所はだいたい3段階で動くシステムなのかな。
最初に福祉事務所で訴えを聞いて決定する人。
つぎは、申請者の説明や申請内容に嘘がないことなどを確認する人。
最後の人がケースワーカーになる人。

決まって一番嬉しかったのが、病院や薬局に支払う費用が必要なくなること。
これまでどれほど苦労して、手術や治療費を支払ってきたことか。
こんなことなら、もっと早く申請手続きをとればよかったと今さらながら思った。
世間的には肩身の狭い生活だけど、生きるためにはしかたがない。
これまでも働いてきたし、これからまた働けるようになるかも知れないし。
今年の冬も寒さが身にしみる。
春が待ち遠しいです。