下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

一生のうちに

いまの、わたしより少し上の年代に人たち。
まぁ、うちの母親なんかもそうだけど。
すごい時代というか、人生を歩いてきたんだなあと思う。

戦争もあったり、大きな地震が二つ、そしてパンデミックも。
考えてみると、すごい人生を歩いてきたわけだ。
これら以上の激動の事変なんて、あと何があるかな。

過去の歴史からは、大干ばつによる食糧不足にみまわれる大飢饉ぐらいかな。
でも、戦後にそのような、食料がない飢餓は体験しているだろうし。
たった一生のうちに、これほどの未曾有の出来事を体験をするなんて。
でも、わたしだって、そのうちの戦争と、それに伴う食料難を除けば体験しているのだ。

すごいですね。
それに高度成長時代と、そのあとバルブが弾けて、インターネットなるものも現れる。
時代が進めば進むほど、たくさんの未曾有の出来事を体験するというわけじゃなさそうだし。
あと考えられることと言えば、この地球に小惑星が激突することぐらいかな。

パンデミックだって、なんか温暖化でシベリアの凍土が溶けている。
その凍土の中に、すごい恐いウイルスがすでに発見されているらしい。
氷の中に閉じ込められていたパンドラの箱のフタがあいた。
考えてみたら、人間にも終わりが来るだろうし、どんな終わり方になるのか。
誰もわからない。

わたしもあなたも、2週間前に新型コロナウイルスが体内に入っている。
今はその潜伏期で、間もなく陽性が判明するかも知れない。
そんなことも知らずに、何食わぬ顔をして活動している。
かも知れない。
高齢者は3月末からワクチンの接種がはじまる。
それまでは、どうにかして耐えることにしよう。
巣ごもり生活を送りながら。