下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

行政のデジタル化

 

この国の行政のデジタル化が悲惨な状況にあること。
それが、今回のコロナ禍で露呈しました。
いったい今まで何をしていたのだろうか。
私のような高齢者でさえ、そんな感想しかないわけだけど。

テレビニュースなどを見ていると役所の事務所が映像で流れたりする。
いま大変な職場である保健所でもそうだけど。

他にも、電話で相談を受ける職場はどこも一緒だけど。
みんなが受話器を持って、ボールペンで紙に文字を書いている。
あれっておかしくないですか。
誰もそう思わないのかな。

鉛筆を持たずに、そのままパソコンに文字を打てばいいのに。
受話器を持たずに、両手が自由になるヘッドセットでいいのに。
紙にメモるから、またそれをパソコンに打ち込まなくてはならない。
2重手間になることは誰でもわかるでしょう。

これでは、いくら掛け声を上げても、デジタル化は遅々として進まないでしょう。
ひょっとすると、職員のなかにはタイピングのできる人がいないのか。
それだったら、文字起こしの上手な人をもっと活用すればいい。
口だけ達者な老害はもういらないのです。

これまでの閣僚大臣を見ても、老害だらけでした。
そんな人がIT担当大臣をやったりしてましたが。
想像ですが、今回のデジタル化も多分、無理でしょう。
骨太でも骨格が今までと変わらないのですから。