私がわからないのは、安倍晋三と言う人が、この国をどんな国にしようと思っているのか、ということ。
例えば、籠池氏の教育方法に夫妻で感激したとか。
明治の時代なのか、わからないが、戦前への回帰をしたがっているとか。
直接ではなく、新聞やニュースなどで聞くようなことだけど。
すべて、直接総理本人が主権者である国民に訴えないことばかり。
だから私は総理の心底を推測し、想像するしかありません。
明治の時代に人力車で生計を立てる人達がいた。
食事はご飯と梅干しという粗末な食事をしながら。
いっぽう、その人力車にふんぞり返る種類の、地位の高い層の人たちがいた。
そんな、明治の時代がいい時代だと彼には思われるのだろうか。
彼の人事を見ても、世襲の人が多い。
例えば、彼のお父さんや、おじいさんとのつながりがある人を起用したがる。
ひょっとしたら、明治の時代のように格差はあったほうがいい。
それも大きな格差が、そう思っているかも知れない。
彼の経済対策を見ても、そういうところがよく見えてくる。
でも、総理は口が裂けても言わない。
それは、国民の考えと真っ向から異なるからでしょう。
そして、自分が政権を維持するためには、自分の信念さえも隠し通します。
そうゆう狡猾なところが、透けて見えるような気がしてなりません。
見つかったら隠し通す、そのためには嘘もつく。
不利になるような記録は、決済後でも書き換え、改ざんもする。
しかし、どうゆうわけか彼の支持率は高い。
中立であるべきジャーナリストたちは、彼に呼ばれるとホイホイとついて行って一緒に食事を楽しむ。
こうして、少ない情報から見えることを集めると、段々と空恐ろしくなる。
この国の未来がどうなるのだろうかという不安。
僕には子供が3人いる。
だから未来に責任を持たないわけにゆかない。
だから、一番大事なことは平和です。
自分の子供の命が失われるようなことは、絶対に防ぎたい。
だから最優先事項が平和です。
子供のいない、もう子供に恵まれることのない総理夫妻。
彼らの最優先事項は平和ではないのではないか。
たぶん、日本の経済、外交、防衛そして、自分達の名誉が先にある。
そして、その次ぐらいに平和や人権が来るのだろうと推測する。
想像の域で思っていることだから、違うかも知れないが。
しかし、国民にほんとうのことを訴え、示さないから私は想像するしかない。
いまの中学校の道徳の教科書に、安倍総理の写真が載っているらしい。
写真を見る限り、この国のものづくりをたたえている映像だと思う。
しかし、道徳という教育の場に、自分の写真を載せてなんとも思わないのだろうか。
もっと言うと、この総理に道徳を語る資格があるのだろうかとさえ思ってしまう。
人並みに良心の呵責も感じて、罪の意識も感じ、倫理観も備わっている人。
せめて、この国のトップであるなら誠実で正直な、尊敬できる人になってほしいものです。