庭に数個のバケツを並べている。
雨ざらし、野ざらしだ。
すると、ボウフラがたくさん湧いている。
そこで、メダカの成魚をすくって数匹投げ込んでいる。
ボウフラは驚いて逃げるけど、メダカは喜々として追っかけて食べてくれる。
しかし、全部食べてくれるわけでもない。
ボウフラの中には、底に沈んで隠れてしまう。
どのくらい時間を置けば、息が苦しくなるのだろうか。
時々見つかって食べられるものがいる。
しかし、いくら待っても沈んだままのボウフラもいるようだ。
頭の上で泳ぎ回るメダカを警戒しているのだろう。
今日のメダカの餌はこのくらいで良しとしよう。
人間と同じて、腹八分くらいが元気に育つ。
餌を与えすぎると、水も濁るので良くない。
以前、川の水を汲んでスイレン鉢に入れた。
その時、水草の種でも混ざったいたのだろうか。
いまは名前のわからない水草が繁茂してきた。
この水草の影響だろうか、水も澄んでいる。
こっちのスイレン鉢には、採卵して針子になった稚魚が泳いでいる。
数えるのも難しいぐらいの数だ。
同じ頃に採卵し、孵化したはずなのに、だいぶ成長に開きが出てきた。
もうしばらくしたら、大きいものだけを分けて育てなければならないようだ。
そうしないと、大きいメダカが小さいメダカを食ってしまうらしい。
でもこの稚魚のメダカが大きくなったら、容器が不足すると思う。
大きさで分けずに、しばらくは個体の数を減らそうかとも思っている。
共食いといえば、残酷ではあるけど。
でも知らないところですでに行われているかもしれない。
ただ気づかなかっただけで。
しばらくは老後の楽しみでメダカの飼育を続けてみます。