下流老人の戯言

近頃感じるのは、晩節を汚す人がとても多いことです。

園芸はいい。

年をとってからの趣味は園芸がいい。 いま、種まきから発芽させて幼い苗を育てている。 そのためには、お日様のこと、水のこと、土のこと、いろんなことを知らないといけない。 あと、気温のことも、肥料のことも。 四季折々にどうすれば元気に育つのか。 この植物の性質はどうかとか。 人が生きるためにも、極めて基本的なことを知識として知る必要がある。 植物を育ててみると、いくらあわてても、時間が必要なこともわかる。 いくら肥料をやっても駄目で、かえって肥料にやられたりもする。 まるで子育てのように難しい。 でもその難しさが達成感につながる。 政治のことや経済のことも忘れることができる。

ストレスもなくなるし、煩雑なニュースとも距離を置くことができる。 これからの楽しみは園芸に尽きる。 ただの雑草でも、対策するにはその性質を学べる。 そしてその学びは、他の植物の生育にも役立てられる。

老いてからの趣味は、園芸がいい。 特に、何も経済的な負担も少ない。 お金の余っている人は、ゴルフでもして経済効果に貢献してください。 日本のような気候環境に、除草剤をたくさん使って英国のようなゴルフ場を作りなさい。 そんないびつなところで、小さなボールをひっぱたいて、追っかけなさい。

そこから離れると、里山がある。 里山の自然の多様性や芳醇さには驚きます。 山野草も、昆虫も、小鳥も小動物も。 そんな自然の中を歩くほうがずっと楽しい。 知識のある人は、嬉しくて仕方ないだろう。

環境の何かも知らずに、金と政治と権力にとらわれている政治家たちはゴルフをして、愉しめばいい。 お好きなようにすればいい。