6月になるとちゃんと梅雨がやってきます。 誰とも契約したわけでもないのに、律儀に雨を降らします。
この雨がないと人間も植物もありとあらゆる地上の生き物が困るでしょう。 この自然というか、地球と呼んだらいいのかはたまた気象と言えばいいのか。 恐れ多いものだと思います。
日本語には畏怖という言葉があります。 よく畏怖の念を抱くと使われたりします。 意味は恐れおののくこと。
昔の人は自然に対して、畏怖の念を強く抱いていました。 恐れおののいていた。 だって、雷がどうして起こるのかも知らなかったし、台風がどうして発生するのかも知らなかった。 それに明かりは、うす暗い蝋燭でしか取れなかった。 今のように、むやみに明るい、蛍光灯やLEDなんてものはなかった。 だから夜はとても怖いものだったと思う。 そんな生活をしてたら自然に畏怖の念が湧いてくると思う。
現代人は科学の力でそれを乗り越えたと勘違いしている。
そして時々しっぺ返しを食らって泣きを見る。
人間よ、おごるなかれでしょうか。
梅雨がテーマだとこのくらいしか書けない。 いや、自分でかってにテーマを決めただけです。