下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

未来への希望

人工知能社会

あと何年かすると、人工知能やロボットが働く社会になると言われる。
でも考え方を変えてみよう。
AIとロボットが人の仕事を奪うのではなく、人の代わりに働くのです。
AIとロボットが生み出した富を失業した人に還元すればいい。
しかし、AIとロボットに投資した資本家はそれで得た富は自分の物にするでしょう。
これによって貧富の格差は今より拡大するでしょう。
貧富の格差が拡大すると、社会の不安は高まるし犯罪も増えてくるだろう。
そのような状況を防ぐために、AIとロボットで生み出した富の一部を人(労働者)に分配するしくみが必要となる。
そこで、分配された金を使ってベーシックインカムの制度を普及させればいい。
生活するための最低限のお金を、全国民に等しく支給する。
すると、これまで作り上げた、多用で複雑に膨れ上がった社会保障制度はすべてが必要なくなる。
制度は簡素化され、差別は消えて誰もが生きることに安心を抱ける。
これこそ進んだ国の基本的な人権の尊重だと思えるのだが。
誰しもが、食べて行けなくなることに怯える必要もない。
これによって、いくらか働くことへの意思が失われても、それ以上の価値は生まれると思う。