下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

想像できるかな?

例えば韓国との竹島の問題を、今は解決するのは難しい。
だから今はこの問題を棚上げにして、やがて生まれる未来の両国民の判断に託しましょう。
そう決めたとする。

ところが、韓国のある政治家が竹島を自治体で買い取ると言い出した。
もしそうなると、その政治家なら竹島に様々な施設を作ってしまうだろう。

そんなことをすると、それによって両国関係に大きな軋轢が生まれる状況に発展するだろう。
そう考えた韓国政府は、国の予算で竹島を買い取ることにした。

これが今の中国が感じている、尖閣諸島への思いなのかもしれない。
鄧小平が日本政府と棚上げにしていたものを、日本に買い取られて日本のものになった。
たぶん、そう感じていると思う。

想像してみよう。
どんな気持ちかな。
空を飛べたら、どんな気持ちかな。
いじめられたら、どんな気持ちかな。
相手の気持を想像することは、どこまでできるのかな。
わかりあえる努力はしたのかな。
やがて訪れるかもしれない、喧嘩への準備だけでいいのかな。
相手を思いやる気持ちは必要ないのかな。