下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

春の恵み

今朝は朝から晴れて、昨日の天気が嘘のようだ。
今頃になって、一昨日の散歩を思い出した。
出かけてゆくとすぐに小さな川の橋を渡る。
するとそこに、ヤマセミが小魚を咥えて飛んでいった。
あっという間のそれこそ1,2秒間の出来事だった。
後を追ったけど、すぐに見えなくなった。

以前は同じ場所で、カワセミを見かけた。
やはり僕の住んでいる場所は、自然いっぱいの田舎だと確信する。
今朝は、バイクにまたがって、たけのこを取ってきた。
以前から、ウォーキングの時に目星をつけていた。
でも、地面が荒らされていたので、きっと誰かが先に収穫したのだと得心していた。

ところが今日行ってみて、これは人間の仕業じゃないことに気づいた。
このたけのこを欲しがって、食べていたのは多分イノシシだったのだ。
イノシシは、タケノコの根っこ部分だけ食べて、頭の部分は残していた。
そこで、頭の部分だけ拾ってきた。

これからあの場所はもっとたくさん、雨後のタケノコというぐらい生えてくるはず。
そうすると、もっと綺麗な状態で収穫できると思う。
このタケノコの種類は普通の孟宗竹ではなく、地元で大名ダケという種類だ。
別にアクを抜かなくても、そのまま煮ただけで食べることができる。
あと、大名ダケに対してコサンダケという種類もある。

これなんかは、タケノコの先の方をゴボウのようにサキガキにして味噌汁の具にもできる。
田舎に住んでいるものの特権だから、しばらくは美味しくいただきましょう。