下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

震災から5年。

地球が存在するためには、そんなにも多くの犠牲が必要なのか?
人がこの地に生を受けて、いや、人だけじゃない。
あらゆる生き物が、この地に命をはぐくんでゆくためには、信じられないほどの犠牲が必要なのか。
なぜ必要としているのだろうか。

生きるための、代償としては、あまりにも大きすぎてむごい。
生きることの意味を教えるためだとしても、あまりにも大きすぎる。

人類は、その知恵でこれからの犠牲を防ぐことに挑む。
これからは、そうたやすく犠牲を払わない。
災害に備える知恵を授けられたのだから。

与えられる空気や光、
水に、大地の恵みと、ぬくもり。
大海原からの恵み。

だから、もっと畏怖の念をもって感謝しろというのか。
青い地球をもっと大事にせよ。
そう言いたいのか。

青い地球を苦しめるな。
青い地球を汚すな。
さすれば、もっと大きな災いが降りかかるだろう。
という戒めなのか。