リタイヤした田舎の老人が、わずかばかりの年金でどう暮らせばいいのか?
というのが、今の自分に課せられたミッションだと思っている。
まずは己の身の丈に合った生活に切り替えること。
通勤の必要がなくなったので、マイカーを手放した。
買い物に行く手段として、バイクの原付二種の免許をとった。
そして中古のスクーターを買った。
天気のいい日を狙って、20キロ離れたスーパーの安売りの日に買い物をする。
冬は寒いので、ネットショッピングで送料無料の買い物をする。
スマートフォンはキャリア契約のないWifi接続で使う。
携帯電話はプリペイドのチャージをしないで、待ち受け専用にした。
生活用品と米、アルコールはネットショッピングでまとめ買いしよう。
食事に必要な野菜と肉、惣菜など生鮮食料は近くの小さなスーパーに行く。
65歳になったら年金が支給されるかと思って調べた。
しかし、支給が始まるのは3か月後になるらしい。
もし誕生日が7月5日だとする。
すると年金の支給はその次の月、8月分から計算される。
しかし、支給が始まるのは、10月15日になって、その時に8月と9月分が振り込まれる。
結局、3か月のタイムラフがあるということになる。
もし、自分が7月に死んだら、10月まで支給されるのだろうか。
そのときは、自分が死んだあとだから、どうでもいいけど。
男一人で子供三人を育ててきたわけだけど、仕事も転職が多かった。
給料も少なかったし、雇用保険の世話にもなった。
だから、おのずと受け取れる年金額も少ない。
次世代の子供たちが今の老人を支える年金制度だという。
その支えてくれる、子供達を苦労して育ててきた。
でも、支給額は満額もらえる人の半分ぐらいになってしまった。
老いたいまは、最低限の生活が送れたらそれでもいいと思っている。
節約生活もまた楽しいかも。