下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

好々爺

こんな寒い時期にバイクにまたがって、買い物にゆく老人。
それは私です。
生活が苦しくなるので、田舎暮らしだけど車を捨てました。
ネットを見ていると、若者がこの冬にバイクでツーリングをしている。
それも、北海道を。
その画像を見て、大丈夫だと思いました。
それに比べりゃ、ここは天国だって。

今年の夏は高齢者扱いになる。
それまでまだ半年強時間がある。
でも、他の高齢者のように車は持たない。
寒い冬でも、車のように足下に吹き寄せる暖かい暖房の風もない。
確かに冬のバイクは辛い。

それでも灯油を買ったり、食材を買ったりするので休むことはできない。
だから天候と季節に驚くほど敏感になる。

今夜も寒いけど晩酌を終えた。
体の芯から温まる。
アルコールは何でも良い。
安ければ何でも飲める。
これは生命の維持のため。

消費税は嗜好品として酒を省く。
しかし、酒は百薬の長と言われる。
酒によって健康を維持している人は多いと思う。
欠点だけを見てはいけない。
酒に救われた人は、寡黙な人かも。

僕の爺さんは、老齢になって、焼酎に砂糖を入れて飲んでいた。
そして高校生の僕にそれを勧めてくれた。
飲めなかったけど、それが嬉しかった。

好々爺(こうこうや)の爺に僕もそろそろなりたい。
そんな年齢に近づいてきた。